UECSノード開発用ミドルウェアUARDECS 使用方法 その3

スケッチの例

以下の場所にあるスケッチの例からサンプルプログラムを呼び出すことができます.

これをコンパイルしてArduinoに書き込むと最低限の動作をします.
ThermostatはInAirTempを受信して温度により応答を切り替えるサンプルです.
ここではこの解説を行います.

DummyInAirTempは任意の気温値を送出するサンプルですが解説は割愛します.

ノードに搭載したhttpサーバーへのブラウザからのアクセス時の画面



図 3−1 ノードのTopページへアクセスした様子
このページは2つのページへのリンクが張ってある.


図3−2 通信文の受信状況とノードへの環境制御に関する各種値を設定する画面


図3−3 LAN,UECS固有のパラメータ,ノードの名称(英語のみ)に関する設定

もし正常にアクセスできない場合、以下の方法を試して下さい.

1)以下のいずれかを行って下さい
@D3ピンを何にも接続しない
AサンプルのU_InitPin_Sense=HIGHのところをU_InitPin_Sense=LOWに書き換える.

2)パソコンのIPアドレスを192.168.1.1に、サブネットマスクを255.255.255.0に変更する.
(変更方法は他の文献を参照、操作に自信がない方は戻せるように設定をメモすること)

3)Arduinoを再起動し、192.168.1.7にアクセスする.

4)図3−3の画面からIPアドレスを入力しsendボタンを押した後、以下のいずれかを行うとArduinoに新しいIPアドレスが設定されます.
@D3ピンをGNDに接続して再起動
AU_InitPin_Sense=HIGHに書き直しスケッチを再度書き込む

補足:IPアドレスは不揮発性メモリに書き込まれるため電源を切っても設定が残ります.


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