UECSノード開発用ミドルウェア UARDECS 使用方法

UARDECSの利用環境

 UARDECSはArduinoIDEを利用した開発を想定しており、本稿記述時に使用したArduinoIDEのバージョンは1.0.6です.本ライブラリは現時点でIDEバージョン1.5.x、1.6.x、1.7.x以降ではコンパイルできません.ArduinoIDEの基本的な使い方は,他書を参考にしてください.以下にUARDRCSのインストールの手順を示す.

1) arduinoの開発環境をダウンロードする.バージョンはインストーラー付きWindows版の1.0.6を推奨します.
2) ArduinoIDEをインストールする.
3) UECSノード開発用ミドルウェアUARDECSのzipファイルを解凍する.
4) ArduinoIDEの生成したマイドキュメント\Arduino\librariesというフォルダがあるのでUARDECSフォルダをコピーする.
5) 解凍して出てきたEthernetフォルダでC:\Program Files (x86)\Arduino\libraries\にあるEthernetフォルダを中のファイルごと上書きする. (Ethernetの内容はWiznet社の提供するライブラリを一部修正したものです)


図−1a UARDECSフォルダを開発環境に組み入れたところ


図−1b Ethernetフォルダを上書きしたところ


図−1c 上書き済みのEthernetフォルダの内容(下位フォルダも全て上書きします)


6) 上記処理を行うと、標準の開発環境がEthernet Shield 2用になります.旧機種や互換Shieldを使用する場合以下のようにします.


図−1d 機種ごとの開発環境の切り替え方法


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