Writen by Ken-ichiro Yasuba
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UARDECS01フォルダをコピー後,arduino-1.0.4-windowsフォルダ内のarduino-1.0.4フォルダ内にあるarduino.exeをダブルクリックして立ち上げる.立ち上げ後<ツール>タブ内の<マイコンボード>タブでArduino
Ethernetを選択する.
図−2 マイコンボードとしてArduino Ethernetを選択する.
変数の型 | 変数名 | 説明 | 設定例 |
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const byte | U_InitPin | ネットワークアドレスの初期化ピン※1の番号 | |
const char PROGMEM | U_name[ ] | 機器の名称(例えば”Temp controller”).半角英数字で20文字以内.UECSの通信文でも利用する. | |
const char PROGMEM | U_vender[ ] | 機器の開発者(例えば”XXX co.”).半角英数字で20文字以内.UECSの通信文でも利用する. | |
const char PROGMEM | U_uecsid[ ] | UECS研究会が発行するID番号で16進数の8桁の数字.半角英数字で20文字以内.UECSの通信文でも利用する. 仮には”00000000”で設定してください(ただし自己責任でお願いします). |
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const char PROGMEM | U_footnote[ ] | ノードのhttpサーバにアクセスしたときのトップページの脚注に表示する文字列. | |
const int | U_footnoteLetterNumber | 上記U_footnoteの文字の数(半角で数える). | |
char 型の配列(数は20で固定) | U_nodename | ノードのhttpサーバが提供するノードの名称(例えばROOM1_Controller).半角英数字で20文字以内. UECSの通信文では使用しない.ノードのhttpサーバーを利用して値は変更可能で,ノードを起動するとノードに 搭載されている不揮発性メモリーから文字列がこの変数に転送される. |
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const int | U_MAX_CCM | ノードの送受信マネージャーに登録するCCM(UECSの通信文の数). | |
const int | U_HtmlLine | ノードのhttpサーバで提供される,ユーザーが任意設定できるWEBページの項目数. | |
UECSCCM構造体の配列 | U_ccmList[U_MAX_CCM] | 宣言のみで良い.この配列は他のノードから受信した値や,他のノードの送信する値を格納しており.送受信マネージャ 送受信のタイミングは管理される. |
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UECSOriginalAttribute構造体 | U_orgAttribute | 宣言のみで良いが,後ほどmacアドレスのみ設定をおこなう. |
関数名 | 詳細 |
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void UserInit() | コンピュータボードの初期化後,ネットワーク設定を読み込んだ後,自動的に呼び出される. この関数内では 1)macアドレスの設定 2)CCMのユーザー登録 が必須項目となる. |
void setSendP1Page() | p1.htmlページではノードに対して各種の値を設定できる.各種の値を設定し不揮発性メモリに 値を保存後,ページの再描画を行う前にこの関数が呼び出される. |
void UserEvery1min() | この関数は1秒毎に呼び出される.送受信マネージャーは1秒毎に受信した通信文の鮮度管理(最後に受信してから 一定の時間を経過し新たに受信できていないばあいにエラー状態とする)と定期送信するCCMの送信フラグをtrueにセットするがその後に この関数が呼び出される. この関数ではCCMの登録時に送信に設定してある場合の送信フラグをチェックすることが可能で,送信フラグをtrueにセットしておくと この関数の終了後に自動的に通信文が送信される.(falseにすると送信されない) 例)ccmList[0]->flagstimeRfirst = true; これで強制的に送信設定される. この関数終了後に16520番ポートに通信文が送信される. |
void UserEveryLoop() | システムのタイマカウント,httpサーバーの処理,UDP16520番ポートと16529番ポートの通信文をチェックした後,呼び出さされる関数. 呼び出される頻度が高いため,重い処理を記述しないこと. |
void loop() | この関数内ではUECSloop()関数を呼び出さなくてはならない.必要に応じて処理を記述してもかまわない. |
void setup() | この関数内ではUECSsetup()関数を呼び出さなくてはならない.必要に応じて処理を記述してもかまわない. |